1. 頸椎捻挫型（けいついねんざがた）
   ・・・肩が重い首の筋肉の痛み
2. 自律神経障害型（じりつしんけいしょうがいがた）
   ・・・肩こり頭痛吐き気耳鳴り
3. 神経根損傷型（しんけいこんそんしょうがた）
   ・・・腕の強い痛み
4. 脊髄損傷型（せきずいそんしょうがた）
   ・・・手足の麻痺

症状分類に示したように、首の痛み以外に様々な症状が現れます。 

吐き気やめまい頭痛ほか、腕や手のしびれなどの症状が出ることもあります。この原因は首の周囲に密集した自律神経のバランスが崩れてしまうことです。 

自律神経のバランスが一度崩れてしまうと、首の痛みに敏感になることに加え、吐き気やめまい様々な症状が繰り返されます。この悪循環にはまる可能性もあります。

また、衝撃による自律神経への影響は大きいです。お年寄りが転倒した場合、転倒による自律神経の反応により全身の不調を招いてしまいます。 

衝撃によるむち打ち症の治療は、多面的に考えて総合的に判断した治療が必要となります。