白筋を鍛えよう
白筋とは白い筋肉のことです。
その対照となるのが赤筋、赤い筋肉です。
今まで歩くことのススメをかなり述べてまいりましたが、歩くことが普通にできる方は少し負荷をかけた運動もしましょう。
歩くことは比較的長い間同じ動作をできますが、負荷をかけた動作は長く続けると息切れがしてしんどく続けることができません。
なぜそのような話をするかと言いますと、介護予防で貯筋という言葉があるのですが、六十歳を超えてくると少しずつ筋肉が減少していきます 。
その中で白筋と呼ばれるちょっとしんどい時の動作をサポートする筋肉がどんどん弱くなっていきます。
階段を上る、ベッドから起きる時に腕で体を支える、このような筋肉を意識して使わないと若いうちはなんとなくできていたこともできなくなっていきます。
そういうのをフレイルという言葉でも表されます。
例えば80歳ぐらいになってペットボトルを開けようとした時にキャップが開かないて事も起こる可能性があります。
それは握力が低下した関係です。
もう一度どのような運動が良いかと申し上げますと、階段を上ったりあるいは握力を使う仕事などです。