病気の9割は歩くだけで治る
『病気の9割は歩くだけで治る』
著者 長尾和宏 (山と渓谷社)
この本を書かれた長尾先生は、尼崎で個人クリニックを開業されています。
内科のお医者様ですが、在宅医療の仕事もされています。
なぜこの本を取り上げたかと申し上げますと、医師である長尾先生が「歩くだけで治る」ということを言われてるからです。
全ての病気が治るとは大げさではありますが、歩くことで色々な成人病や精神的な疾患が予防でき改善されていくということを解説されています。
また歩くための工夫や健康になる歩き方についても書かれています。
本来人間は、移動することにより生命活動を維持できます。
そこにここ100年ほどの急速な産業革命の発達とともに、移動において足を使わなくても可能な状態を引き起こしてきました。
日本では車の累積生産台数の伸びとともに糖尿病を患う方の数が増えていっています。
今後、今の日本の状態においては意識して運動する方としない方の大きな二極化が進み、
今の若い人たちも体を動かすことが少ない方は免疫力が落ちていくとともに精神疾患にもかかりやすく、また糖尿病を中心とする成人病を多くの方が患う可能性があります。
この本はよく売れている本の方ですので、ご興味ある方はお手に取られると良いと思います。
またウエルネスでは本の貸出もしておりますので、ぜひお問い合わせください。