内臓疲労と肩こり、腰痛
おはようございます、トアロード整骨院です。
紅葉もピークをむかえ、冬の訪れを感じる今日この頃となりました。
年末に向けバタバタと忙しくなる時期となり、疲れが溜まる時期でもあります。
本日は、内臓の疲れからくる肩こりや腰痛についてついてお話したいと思います。
「最近、肩こりがひどくて、体がだるい。頭痛もして」
皆様はいかがでしょうか。
肩こりや腰痛を感じた場合、コリや筋肉の損傷、骨・神経のゆがみなどを疑うのではないでしょうか。
もちろんそれらが原因で、肩こりや腰痛、体のだるさが起こることはあります。
しかし、実は内臓疲労から起こることもあるのです。
そのため、肩こりや腰痛の治療には、原因を正しく見極めることが大切です。
では、内臓疲労から起こる症状についてご説明したいと思います。
内臓の中でも特に肝臓や胃腸の疲れは、肩こり、腰痛、体のだるさといった症状としてすぐ現れやすいのです。
肝臓といえば「アルコールの分解をするところ」と思われがちですが、働きのひとつに「エネルギーの産生・貯蔵」というものがあります。
さまざまな機能を担う肝臓は、エネルギーを日々作り出し蓄えています。
肝臓の機能が低下すると、エネルギーの産生が低下し「スタミナ切れ」の状態になり、疲れを感じやすくなります。
肝機能低下の初期症状として「疲れ」「だるさ」を感じるのはそのためです。
逆に言えば、疲労の回復には、肝臓を元気にすることが重要なのです。
また、胃腸の疲れは消化吸収力を低下させるので、食べたものを効率よく栄養等に変えることができなくなってしまいます。
人が元気に活動するためには栄養が必要ですが、胃腸の働きが低下すると「栄養不足」の状態になり体がだるくなったり、疲れやすいといった症状につながります
肩こりや腰痛の原因はさまざまですが、主に以下のタイプに分別されます。
○ 筋肉疲労タイプ
○ 眼精疲労タイプ
○ 運動不足タイプ
○ 体液循環低下タイプ
○ ストレスタイプ
○ 女性の生理不順などライフイベントのタイプ
○ 内臓疲労タイプ(※)
今回お話させていただいている内臓疲労タイプ。
内臓が疲れる要因としては、食べ過ぎ・飲み過ぎ以外にも、
睡眠不足やダイエット等によるタンパク質の不足(肝臓のエネルギー源不足)など色々あります。
内臓に負担をかけない生活習慣を送れるのが一番ですが、なかなかそうはいかないのも事実です。
内臓の疲れからくる肩こりや腰痛、疲れやだるさの場合、局所ばかりを施術しても根本的な改善にはなりにくく効果も持続しにくいです。
局所ばかりに目をやるのではなく、ツボの反応や問診などで原因や体質を見極め、
全体のバランスをとる(歪みの改善や内臓の調整など)ことで、内臓機能が回復しやすくなり治療効果も持続しやすくなります。
トアロード整骨院では、局所の治療だけでなく、皆様の身体全体をトータルでサポートさせて頂きます。
なにかお困りのことがございましたら ぜひお気軽にご相談下さい!