上医、中医、下医
古代中国では 上医、中医、下医という言葉があります。
お医者様の中で1番位が高い先生を上医と言います。
上医の意味は、未病の段階で病気の原因を早く察知し、患者様を病気にさせないように養生の指導などをして健康を維持させる先生のことを言います。
下医とは、難しい病気になった人を治そうとする先生です。
この言葉は 現在の日本においても大変大事だと思います。
日本では名医という言葉があります。またゴッドハンドという言葉もあります。
どちらかと言うと難しい病気を手術で治す先生が名医と言われるような感じです。
でも考えてみると町の内科の先生など、あまりまだ深く難しい病気になっていない患者さんも結構おられます。
その方たちにこのままの生活をしていると病気になるとか、先生の診断により病気にさせない力を持つこともできます。
まずその観点からの見立てができるということと、患者様に信頼され先生のアドバイスをを聞いてもらえる、という力が非常に大切だと思います。